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サルフェーション
令和元年11月7日(木)曇り


クルマやバイクなどに用いられている
バッテリーは鉛と希硫酸の化学反応で
電気を発生させているのですが
耐用年数10年とされているようですが
普通に使うと3年程度で交換推奨されていますw

電極である鉛は10年の耐用年数なのに
3年使ったら駄目になる?

これ化学変化ゆえの理由がありまして
触媒である希硫酸に浸されている電極である鉛の

サルフェーション

という現象によるものらしいのです。



バッテリーは化学変化で発電していると前述しましたが
バッテリーの化学変化の発電は気温に左右されます。

バッテリーの能力は気温20度くらいを想定して発電するように設定されているらしいです。

20度より高くなると化学変化が活性化して電気をより多く発生しますが
20度より低くなると化学変化は活性化が鈍り電気の発生どころか放電状態に陥るようです。

夏場であっても多くの電源を用いればバッテリー上がり症状は発生しますが
冬場は、そもそもバッテリーが常に放電している状態になっているので
バッテリー上がりが発生しやすいのです。

冬場でのバッテリーの発電力を維持するには充電が欠かせないのです。



適切なバッテリーの使い方をしていても使っていると徐々に発電力は落ちます。

それは電極である鉛が痩せてくることもあるのですが
鉛の痩身よりも

サルフェーション

の発生が現れます。


サルフェーションはバッテリーの化学変化のひとつで
放電によって鉛の表面が結晶化し化学変化が阻害される現象のようです。


鉛が希硫酸に浸されているにも関わらず希硫酸との接点が減ってしまい
放電も充電もかなわないのです。



バッテリーの製造元が3年程度で交換を推奨する理由は
3年程度の使用でサルフェーションで充放電能力が落ちると踏んでいるのです。

電極である鉛は10年保ってもバッテリー自体は3年・・・。
なんだかな〜です





補水型のバッテリーなら対策薬を投入することで
電極の復活が見込まれますが
密閉型には不可能な方法なので

パルスタイプの充電器で充電します。

ブルーTAも詳しいことは分かりませんが
電極に、こびり付いた結晶を

ときどき高電圧を入れて砕くんだそうです。

コレで一昼夜くらい充電しておけば
弱ったバッテリーも回復していると思います。
冬場は帰宅したら充電器につないでおくのが最適かと思われます。



そして、もうひとつ。


バッテリーにパルス回路を繋いでしまう。

当然ながら車両から電気がバッテリーに供給されるので
走りながら結晶を砕けることになります。
ただしバッテリーに直接繋がれているので
エンジン停止中も回路絶賛作動中なわけなので
エンジンが停まったら回路も停止するような処置が良いと思います。


まあ20度以下になったらパルス充電器で
まめに充電するのが一番良いと思います。

バッテリーつけるパルス回路も安くないしw



それにしても今回のテキスト入力つかれた・・・らしいw








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